あるがままラジオ、天理教時報特別号769 10月号より、月刊高野山令和3年10月、天理教時報特別号770 11月号より、月刊高野山令和3年11月
あるがままラジオ、天理教時報特別号769 10月号より、月刊高野山令和3年10月、天理教時報特別号770 11月号より、月刊高野山令和3年11月
[2021.10.18放送]矢野次官「バラマキ批判」は、財務省から国民に対する攻撃である。(藤井聡/KBS京都ラジオ)
https://www.youtube.com/watch?v=6FJKLuZnHpM&t=29s
天理教時報特別号769 10月号より
お守りは頂けますか?
いつも「人間いきいき通信」をお届け
しているお宅のご婦人から、「今度、孫
が大学受験なのですが、天理教でもお守
りを頂けますか?」と尋ねられました。
天理教の「おまもり」は、世間の一般の
合格祈願、商売繁盛といいったお守りとは
少し違います。親里へ帰ってきて願い出
る者に、人類のふるさとである「ちば」
へ帰った証拠として渡されるところから、
「証拠守り」とも呼ばれます。
天理教教祖・中山みき様は、お姿をか
くされてのちも元の屋敷にお住まいにな
り、世界たすけのうえにお働き下され
ています。そのご存命の教祖がお召しに
なった赤い着物を、小さく裁ったものを
お下げいただくのです。ですから、頂く
に当たっては、まずは教祖の教えを心に
治めることが肝心です。「心の守りが身
の守り」といわれるように、教えを守っ
て通るからこそ、大難は小難に、小難は
無難にご守護いただき、生涯にわたって、
わが身を守ってくださるのです。
いつも感謝の心を忘れず、人に喜んで
貰えるよう、たすかってもらえるよう、
との明るい心で暮らすことが大切です。
自分さえ良ければ人はどうでもいい、と
いうような自分中心の暗い心では、十分
なご守護を頂けません。
大学受験についても、自分さえ浮かれ
ばよいというのではなく、同じ受験生に
対して、日ごろの勉強が十分にできるよ
うに、支障なく実力が発揮できるように、
と願うような心持ちで臨むことが大切で
しょう。
このおまもりは、机の引き出しにしま
っておいたり、鞄にぶら下げたりするの
ではなく、肌身離さず身につけておくも
のです。
私も、子供のころに頂いたおまもりを、
入浴などのとき以外、常に身につけさせ
てもらっています。
月刊高野山令和3年10月
胎蔵大日如来像(根本大塔)
高野山の壇上伽藍の根本大塔。密教の根本道場として建立
された大塔のために、こう呼ばれるようです。いくどか火炎と
再建を繰り返し、現存する根本大塔は昭和十二年に再建されま
した。お堂の中心には、座禅を組むときのような手「法界定
印」の胎蔵大如来。その四方には金剛界の四仏(阿?如来、
宝生如来、観自在王如来、不空成就如来)が祀られています。
一方、壇上伽藍の西塔には、金剛界大日如来を中心に、周囲
に胎蔵界の四仏(宝憧如来、開敷華如来、無量寿如来、天
鼓雷音如来)が祀られています。
根本大塔と西塔とで、仏の悟りの世界を示す金剛界曼荼羅と
胎蔵曼荼羅を立体化した世界を表しているのです。
天理教時報特別号770 11月号より
信仰生活は窮屈では?
地元の同級生から、「私は何でもあま
り深く考えず、思った通りに行動するけ
れど、信仰する人は、なかでも教えを説
く人はなおさら、教えから外れたことは
できないね。それって窮屈じゃない?」
と尋ねられました。
まじめに頑張っている人を見て、大変
そうだな、と感じることがありますね。
スポーツ選手でも、競技を楽しむ緬と、
自分との戦いという、しんどい面がある
ように見えます。
熱心に信仰していても、「陽気暮らし
の天理教」と言いながら、日々窮屈な思
いをしているようでは、矛盾しているこ
とになるかもしれません。
天理に通った「陽気ぐらし」という大
きな目線に向かう道を、自分では真っす
ぐに進んでいると思っていても、気づか
ないうちに道から外れそうになって軌道
修正する、ということがあります。また、
ついうっかり自分中心の心を使ってしま
っては、反省して改めるということも、
日々繰り返すところです。
しかし、自分からもとめていく限り、信
仰生活は窮屈なものではありません。た
とえ落ち込むようなことがあっても、そ
こで立ち止まらず、明るく立ち上がって、
教えを定規に前進していくのが、この道
の信仰者でしょう。
信仰する者は、3歳の小児のように、
欲のない、素直で無邪気な、親にすっか
りもたれきった心でいけるようにと教えら
れます。
昔の先人にも、今の先輩にも、素直に
教えを実行し、どんななかにも喜びを見
つけ、それを心から楽しんでいる・・ま
さに純真で無邪気な方がおられます。
教祖は、「神さんの信心はな、神さん
を、産んでくれた親と同んなじように思
いなはれや、そしたら、ほんまの信心が
出来ますので」とも教えられています。
月刊高野山令和3年11月
広目天立像(金剛峯寺)
甲冑を身につけ邪鬼を踏んで怖い顔し、東西南北を護ると
される四天王。そのうち広目天は、西を護るとされます。広目
天は「通常ならざる目を持つ者」という意味で、いろんなもの
を見て、見たものを書きとめるために、筆と巻物を持っていま
す。この広目天像の左足の裏にある穴に差し込むための突起の
「?」の外側に、「巧匠快慶/阿弥陀仏」の刻銘があり、仏師・
快慶が後に「法橋」という位につく前に造ったとされます。
今はありませんが、東大寺大仏殿内に鎌倉時代に再建された
巨大な四天王像。その元になる小型の見本として造られた可能
性があるともいわれる像です。巨大な像を想定しているので、
お顔が下を向いていると考えられます。
矢野次官「バラマキ批判」は、財務省から国民に対する攻撃である。 [2021 10 18放送]週刊クライテリオン 藤井聡のあるがままラジオ(KBS京都ラジオ)
https://www.youtube.com/watch?v=SERrn69otSo&t=24s